群馬県長野原町でのカギのトラブルすぐに出張します。車やバイクの鍵を無くした、インロックした、玄関が開かないなどのトラブルを110番や救急車のようにすぐに解決します。

鍵に関する豆知識

当社は鍵や防犯の知識の普及についても取り組んでいます。ここで、鍵に関する簡単な知識を少しご紹介いたします。

オートロックの普及と、その仕組み、利便性について説明しています。また使用時のデメリットも紹介した上で、「とも連れ侵入対策」への進化や、弱者に配慮したユニヴァーサルデザイン化を紹介しています。

●オートロックとは

開錠時には何らかの操作が必要だが、施錠は自動で行われる、という仕組みの鍵を「オートロック」と言います。（定着している「オートロック」ですが、は実は和製英語で、英語ではAutomatically lockedと言います。）泥棒以外にも、歓迎しない訪問者を建物の入り口でブロックできる、という利点のある仕組みです。
ホテルなどでは国内外を問わず、だいぶ以前から一般的に使用されてきました。開ける時は鍵が必要で、いったん閉じると、内側からは、ノブを回すだけで開くが、外側からは鍵が無ければ開かない、というものです。鍵を部屋の中に置いたままドアを閉めてしまい、慌ててフロントに連絡した、という失敗談は古今東西問わずに多いのではないでしょうか。
また、マンションのエントランスでもオートロックは多用されています。一昔前は「オートロック付きのマンション」と言えば、高級、というイメージでしたが、最近ではぐっと一般化し、近年建設されたマンションでは、ほぼ標準の装備になっています。
マンションの場合は、居住者は帰宅時に、鍵、非接触型カードキー、暗証番号などを使用して開錠を行います。訪問者は入り口に設置されたテンキーや部屋番号のボタンを押して、インターフォン越しに居住者に訪問を伝え、開錠してもらう、という仕組みです。以前はインターフォンも声だけのものが多かったのですが、最近ではカラーモニターつきの、視覚で確認できるタイプのものが主流です。

●オートロックの弱点

とても便利なオートロックですが、訪問者のあとについて、同行者のふりをして侵入する「とも連れ（テールゲート）」と呼ばれる侵入方法が比較的容易なのが、弱点です。また、マンションはエントランスにポストが設置されている場合がほとんどです。新聞配達員は早朝などには個人宅の玄関先まで入れないため、居住者は新聞を、エントランスのポストまで取りに行かなくてはならない、という不便さもあります。
これらの弱点に対して、エントランスの他にエレヴェーターホールにもオートロックを装備し、各階にポストを設置したり、携帯電話を使用した二次元キーの発行による認証を行ったり、さまざまな対策がとられています。また、小さな子供やお年寄り、障害のある方には不便な場合があるので、今後は更にユニヴァーサルデザイン化が進むと考えられています。